PuTTY + tmux(byobu) ではデフォルトの状態ではファンクションキーが全く働きません。 そこで、設定をいじって F1, F2, F3 などのファンクションキーを有効化した上で、 Shift+F2,Shift+F3,Shift+F4 でウィンドウ分割と移動をできるようにしようと思います。
ファンクションキーの有効化
まず、PuTTY の設定を変更します。左のメニューから、「端末」→「キーボード」と選択し、 「ファンクションキーとキーパッド」を「 ESC[n~ 」に設定します。
次に、左のメニューから「接続」→「データ」と選択し、 「端末タイプを表す文字列」に「 putty-256color 」と入力します。
必要に応じて、設定を保存しておきましょう。 以上の操作で、ファンクションキーが正しく認識されるようになります。
tmux の設定
上記の設定に加えて、 Shift+F2 などが動作するように、 .tmux.conf に設定を追加します。 byobu の場合は、 .byobu/profile.tmux に以下の内容を追記してください。
set -g terminal-overrides "*:kf14=\e[24~:kf15=\e[25~:kf16=\e[26~" | |
bind -n F14 splitw -h | |
bind -n F15 selectp -L | |
bind -n F16 selectp -R |
以上で、 Shift+F2 でウィンドウの分割、 Shift+F3 で左のペーンに移動、 Shift+F4 で右のペーンに移動できるようになります。
ただし、ウィンドウの分割等の機能は putty でしか動作しないであろうことに注意してください。